さっぽろ寺山修司資料館とは
詩人、劇作家として活躍し、「言葉の錬金術師」とも評された故寺山修司氏(1935~83年)の貴重な資料を展示、保存する「さっぽろ寺山修司資料館」(館長:山形健次郎、札幌市西区山の手7条6丁目4-25サンケンビル1階)は、寺山修司没後40年に向けて、資料館の運営を財団法人化するとともに、展示資料のデジタルアーカイブ化とインターネットを通じた情報発信に取り組みます。さらに、寺山修司の魅力を現在の文脈で再発見する「サロン」を開催するなど、多彩な活動を展開いたします。
資料館の運営について
さっぽろ寺山修司資料館は2019年5月、滝川高校時代から寺山氏と共に同人誌「牧羊神」を発行していた山形健次郎が、1953年から個人的に収集する寺山氏に関する全資料を展示する施設として開館、これまで個人で運営してきました。保管する資料は寺山氏から山形に宛てた直筆の手紙200点を中心に、寺山氏の書籍、天井桟敷のポスターや公演映像など約1,000点に及んでいます。
2023年5月4日、寺山修司没後40年の節目を迎えます。そこで資料館では、これまでに収集した資料が膨大になっていること、また山形が高齢であることを鑑みて、市民有志の協力によって財団法人を設立するとともに、資料館の運営維持、さらなる発展を目指すこととなりました。
さっぽろ寺山修司資料館[ギャラリー山の手内]
〒063-0007
札幌市西区山の手7条6丁目4-25 サンケンビル1F
TEL011-614-2918 FAX011-614-3339
開館時間:13:00~17:00(土日祝休)
※開催会期以外は閉館。
[交通アクセス]
・地下鉄発寒南駅よりタクシー5分
・西28丁目バスターミナルより、JRバス山の手線「循環西21」に乗り『ふもと橋』下車徒歩1分