はじめての手紙#4

一、京武久美君。おとなしい、従って目立たない秀才。

セオリーよりも実作がものを云います。「万緑」では五句作家。

「七曜」でも巻頭や推選をうける力倆あり。(今年はたぶん七曜賞の有力候補。)

一、近藤昭一君。紅顔。「麦」の有力な新人として問題にされています。

青玄の三樹彦選の「光雲集」に匹敵する欄ではつねに巻頭。

一、伊藤レイコ。純情な北国少女。「七曜」では三句作家。

一、プロレタリア俳句。それが「俳句」であるという意味

(つまりデレッタントの化粧趣味とは違うイミ)では尊敬します。

しかし詩情をイデオロギーが超えているという事実は何としてもイヤ味です。

「寒雷」の同人中の社会派の作家はよろしい。

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