はじめての手紙#1

昭和28年 私が16歳の夏に1通の手紙が届いた。

寺山修司です。

僕の紹介は今のところ、2次的なものだと思います。

僕の俳句感と作品がそれをしてくれるでしょうから。しかし、一応、概念的にいうならば、17歳。5尺6寸。レイモン・ラディゲやマックス・ジャコブの詩を愛し、中華そばとコーヒーが好き。テレサ・ライトという女優を愛する平凡でない高校3年生。早大を受験します。 はじめ、東大でしたが、文学(ポエムと俳句)に悩まされてついに、あきらめました。

PAGE TOP